旧士族の調査及び一部過去記事の削除
明治になってからの士族・卒たちの名簿は、奈良県図書情報館で公開されている「家禄奉還」のデータを全てダウンロードしてありますので、お問い合わせいただければ調査可能です。また、明治初期の「奈良県貫属士族」名簿・「明治38年の秩禄処分指令人名簿」名簿も手元に蒐集しております。勿論柳澤文庫発行の分限帳類集も全部コピーして保存してあります。(中略)明治初期の当主名が判明しておれば、県の公文書で士族であったことは確認でき、明治の奈良県貫属士族名簿により、改正後の禄高を確認できます。改正後の禄高が確認できれば、別の史料で改正前の禄高を確認することが出来ますので、江戸期の分限帳と照らし合わせれば、恐らくこの方ではなかろうかと推定することが出来ます。「家禄奉還願」を提出された方で、旧名が付記されている簿冊に入っておられれば、確証となる場合もあります。